投稿日:2016-02-12
出張のとき、持ち運んでいたYシャツがしわだらけになってしまって、困ったことはありませんか?服装に自信が持てないと仕事にも身が入りません。
ここでは、しわができにくい素材の選び方と、しわにならないYシャツのたたみ方を紹介します。出張先で困らないための基礎知識として、ぜひ覚えておいてください。
一般的なシャツの素材は、綿、麻、ポリエステルの3種類。その中でも、しわができにくいのは、ポリエステルです。アクリル、ナイロンと並ぶ代表的な合成繊維で、軽くて丈夫、型くずれしにくいという特徴があるため、サラリーマンの普段使いに好まれます。
ポリエステルは、汗を吸いにくいという弱点を補うため、綿と掛け合わせて使われることがほとんどです。手持ちのシャツの裏を見ると、ポリエステル○%、綿○%という表記が見つかるでしょう。
もっとも手軽にしわ防止をしたいなら、ポリエステルの割合が高いものを選ぶのがおすすめです。着心地や質感を確かめながら、自分に合ったシャツを選んでください。
気に入ったシャツが、しわがつきやすい綿素材だった場合は、しわにならないたたみ方でカバーします。具体的には、以下のステップにしたがってたたんでみましょう。
お店で売られているシャツも、この手順でたたんでいます。ポイントは、裾を残して入れ込み、型くずれしにくい状態を作ることです。
対策したにも関わらず、しわができてしまうこともあるでしょう。そんなときのもっとも手軽な応急処置としては、水で濡らして乾かす方法が挙げられます。
しわの部分に少しだけスプレーした上でハンガーに掛け、一晩かけて乾かします。宿泊先の近くにドラッグストアがあるなら、市販のしわ取りスプレーを利用するのも効果的。生地を傷めないためにも、濡らし過ぎないように注意してください。
また、宿泊先がビジネスホテルなら、浴室にかけておくのも一つの手です。湯気がアイロン変わりになって、きれいな状態に戻ります。湿気を含んだシャツはドライヤーで乾燥させるか、エアコンの真下あたりにかけておきましょう。
ビジネスマンは、身だしなみが重要です。どんなに優秀な人でも、しわだらけのシャツを着ていては思うような成果が出ません。出張先で慌てなくてもいいように、しわにならないたたみ方と対処法をマスターしましょう。
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