投稿日:2016-02-12
飛行機を利用する際に注意したいのが、スーツケースのサイズ。機内に持ち込めるスーツケースのサイズは決まっており、規定を超えたものは自分の手元に置いておくことができません。ここでは、機内持ち込みができるサイズをもとにした、スーツケースの選び方を紹介します。
飛行機内に持ち込むことができるスーツケースの大きさの上限は、その飛行機の座席数により異なります。一般的に100シート以上の飛行機では、高さ・幅・奥行の合計が115cmまでとされています。100シート未満の場合は、3辺の合計が100cmを超えると持ち込めません。
重さは、飛行機のシート数に関係なく、上限10kg以内と定められています。重量がある特別なものを持ち込まない限り、旅行に必要なものを持って行く分には十分な重さと言えるでしょう。
ただ、上記規定内の荷物であっても、収納スペースなどの関係で安全に収納できないと判断されてしまう場合もあり、その際は受託手荷物扱いになります。
飛行機内にスーツケースを持ち込むメリットは、大きく分けて3つあります。以下でそれぞれについて見ていきましょう。
航空会社に預けたスーツケースに傷がついていたり、破損していたりする場合は少なくありません。また、特に海外ではスーツケースなどを乱暴に扱う空港もあり、他の荷物とぶつかって、破損したり汚れがついた状態で戻ってくることは日常茶飯事だと言います。自分の手元に荷物があれば、こういった心配もなくなるでしょう。
機内に持ち込まない、受託手荷物に関しては一定の大きさを超えると、超過料金がかかってしまう航空会社が多いようです。金額は航空会社によって異なりますが、場合によっては数万円の支払いになってしまうこともあります。少しでも余分な出費を減らしたいのであれば、持ち込みができるサイズのスーツケースを選ぶのが賢い選択と言えます。
フライトが終わり、空港で荷物受取のベルトコンベア前で自分の荷物が出てくるのを待つ時間はできれば短縮したいところ。いくつもあるスーツケースの中から、自分のものを探すのは意外と時間がかかります。この待ち時間を省略することができれば、旅疲れのストレスを軽減することができるでしょう。
機内に持ち込むのであれば、スーツケースのサイズはもちろん規定内のものを選ぶのが重要ですが、それ以外で大きなポイントになるのが、ソフトかハードかの選択です。
まず、ハードのスーツケースは、強度が高く、セキュリティ面が安心できることが一番の魅力。さらに、耐水性にも優れているため、少しくらいの雨なら濡れても問題ありません。唯一の難点としては、ソフトのスーツケースと比較すると重量があるので、持ち運ぶときに少し大変な場面があるかもしれない、ということでしょうか。
一方で、ソフトのスーツケースはとても軽いため、持ち運びが便利で、ハードのスーツケースと比べると、比較的デザインも豊富です。ただ、素材が布でできているので雨に弱いことと、セキュリティ面に少し難ありということが言えます。
他にも、フレームタイプとファスナータイプ、キャスターの種類や鍵の種類など、スーツケースにはさまざまな違いがあります。目的地の治安、気候、デザイン性などを総合的に判断して、最適なスーツケース選びを。
機内に手荷物を持ち込むことには、多くのメリットがあります。せっかくの旅行ですから、荷物に関する心配も極力減らしておきたいところですよね。ここで紹介したポイントを参考に、機内に持ち込めるスーツケースを選ぶようにしましょう。
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