1着でも大丈夫!出張時のスーツのコーディネート方法

投稿日:2015-11-12

1着でも大丈夫!出張時のスーツのコーディネート方法

ビジネスマンにとって、第一印象はとても大切。どんなに仕事ができる人でも、見た目が今ひとつでは評価に傷が付いてしまうかもしれません。そのため、出張の際に服をどれだけ持って行くかは、多くのビジネスマンが悩む問題ではないでしょうか。そこで今回は、出張時におすすめの服装や、持って行きたいアイテムなどについてご紹介します。

持っていきたいアイテムと必要な枚数は?

多くのビジネスマンにとって、出張時におけるスーツ選びの悩みどころは、「スーツを何着持っていくか」という点ではないでしょうか。やはり、出張先での移動のことを考えると、荷物はできるだけコンパクトにまとめたいですよね。

その気になるスーツの数ですが、国内で2~3泊の出張であれば、多くてもガーメントバッグに1着、出張に行く際に着ているスーツ1着で十分でしょう。ただし、宿泊先に寄る時間がない場合、客先にガーメントバックを持っていくのではあまりに大荷物になってしまうため、気が引けると思います。

そこでおすすめなのが、スーツは出張に着て行く1枚のみに留めて、小さめのキャリーケースに収納できるほかのアイテム(シャツ、ネクタイ、ポケットチーフなど)を、それぞれ複数枚ずつ用意して着回すという方法です。こうしたアイテムを活用してコーディネートに変化をつければ、出張期間中に同じ服を着ているようには見えませんし、清潔でお洒落な印象を相手に与えることも可能になるでしょう。

ピシッと決まる!カラー別コーディネートの具体例

持っていく荷物を少なくしつつ、数日間のコーディネートに差をつけるなら、小物を使った「カラーコーディネート」がおすすめです。ここでは、スーツのカラーごとに、コーディネートの具体例を紹介します。「ファッションセンスに自信がない……」という方は、ぜひ目を通してみてください。

黒のスーツの着こなし

汎用性が高い黒のスーツは、さまざまなアイテムとマッチします。TPOに応じて適切な色のアイテムを使うと良いでしょう。客先への訪問なら、白いワイシャツにストライプやドットのネクタイに合わせると、知的な印象を与えることができるでしょう。また、パステルカラーのアイテムを選ぶと若々しい印象になります。ただし、新入社員の場合はシャツやネクタイは、どちらもシンプルなものを選ぶほうが無難でしょう。大きな会場での交流会やパーティーでお洒落上級者に見せたいなら、ポイントに遊び要素を持ってくるのがおすすめです。例えばホワイトシャツに鮮やかなカラーポケットチーフを選べば、胸元の差し色で一気に雰囲気が華やぎます。また、シャツはダークカラーにすればシックな大人の雰囲気になりますし、淡い色味のものを選ぶと、優しい印象に見せることができるでしょう。

紺のスーツの着こなし

紺は、日本人によく似合うと言われる色のひとつ。ワインレッドやパステルブルー、モスグリーンなど、どんなネクタイともマッチします。正統派にまとめるなら、ホワイトシャツを合わせ、ポケットチーフを加える場合は、ネクタイと同系色を選ぶのが良いでしょう。
30代後半以上の男性なら、パープルやレッドなどのネクタイを選べば、洗練された大人の余裕を演出することができます。

「ジャケパンスタイル」のコーディネートの具体例

セットアップ以外のスーツの着用が許可されている場合は、上下の組み合わせを変える「ジャケパンスタイル」もおすすめです。ジャケットを1着とパンツを複数用意していくだけで、同じ服を着ているという印象を一気に払拭することができるでしょう。

ジャケパンスタイルで間に合わせに見えないようにするには、コントラストを効かせるのがポイントです。紺ジャケットにベージュパンツ、ブラックジャケットにワインレッドのチノパンなどは、誰でも着こなしやすい組み合わせと言えます。また、初めて挑戦するなら、無地のものから試してみるのが無難です。雑誌などを参考にして、徐々にバリエーションを広げると良いでしょう。

大手のスーツ専門店では、1ジャケット2パンツで購入すると割安になることもあるので、そのような機会にスーツを購入することがあれば、後々の出張も見据えて購入しておくことをおすすめします。

大荷物を抱えての移動は、想像以上に大変なものです。出張中に着るスーツは1着に絞って、小物でアレンジを加えましょう。ビジネスマンのたしなみとして、ぜひこだわってみてください。