赤ちゃんと一緒に行く旅行で飛行機に乗る際に気を付けること

投稿日:2015-08-11

赤ちゃんと一緒に行く旅行で飛行機に乗る際に気を付けること

家族で行く旅行は、家族の絆を深める絶好の機会です。しかし、まだ小さな赤ちゃんがいるご家庭の場合、楽しむことだけを考えてもいられません。特に、飛行機を利用する旅では、気を配らなくてはいけないポイントがいくつもあります。ここでは、赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る際の注意点を紹介しましょう。

赤ちゃんはいつから飛行機に乗せても大丈夫なの?

赤ちゃんを飛行機に乗せるときに不安を感じるのは、「生後どのくらい経てば、乗せても大丈夫なのだろうか?」ということではないでしょうか。せっかくの旅行なのに、赤ちゃんが体調を崩してしまっては観光どころではありませんし、デリケートな赤ちゃんの体がフライトに耐えられるのかどうかも心配になる人もいるでしょう。

いくつかの国内線においては、「生後8日以上」経過していれば赤ちゃんも飛行機に乗ることができるとしています。しかし、まだ免疫力が弱く病気になりやすい赤ちゃんのことを考えると、あまり早い段階で飛行機に乗せるのは避けたほうが安心です。特に、飛行機の離着陸時には、耳や心臓への負担が掛かってしまうため、できるだけ生後1カ月以上が経過してから、旅行の計画を立てるようにしましょう。

赤ちゃんを同乗させるなら座席選びにも気を配ろう!

赤ちゃんを飛行機に同乗させるときは、座席の選び方にも配慮する必要があります。まず、フライト中にぐずったときや、授乳をしてあげるときのために、席を立ちやすい通路側の座席を指定しておくと便利です。通路側の座席ならば、何かあったときに客室乗務員の手を借りやすいというメリットもあります。

また、最前列の座席を選べば、乗り降りの際にスムーズなだけでなく、赤ちゃんのお世話をしているときに前の座席のシートにぶつかるなどして、近くの人に迷惑を掛ける心配もありません。ただし、前列は着陸後にできるだけ早く降りたいという人が座っていることがあります。周りを気にせずゆっくりと降りたいという人は、後方の座席を指定するのが得策でしょう。

赤ちゃんがぐずってしまったときには?

フライト中は、気圧の変化によって耳に詰まりや痛みを感じることがあります。大人であれば、唾を飲み込んだり耳を引っ張ったりといった行為で症状を解消することができますが、赤ちゃんの場合はなかなか難しくなります。そのため、ミルクを飲ませることで、耳抜きと同じ効果を得ることができます。ぜひ一度試してみてください。

また、赤ちゃんがいつぐずり始めても良いように、あやす道具としてお気に入りのおもちゃやおしゃぶりなどを用意しておくと安心です。航空会社によっては、機内におもちゃや絵本を用意していることもあるので、客室乗務員に確認をしてみてくださいね。

このように、赤ちゃんを連れて飛行機に乗る際には、赤ちゃんのことを気遣ってあげることはもちろん、周囲の人に配慮することも大切です。飛行機にはさまざまな人が搭乗しており、中にはフライトの間はゆっくり眠りたいという人もいるでしょう。そういった人のことも考え、赤ちゃんが泣いてしまったときの対処方法をしっかり準備しておくようにしてくださいね。