子連れで温泉旅行に行く時の注意点について

投稿日:2015-11-12

子連れで温泉旅行に行く時の注意点について

家族みんながゆっくりくつろげるプランを考えるなら、温泉旅行が候補のひとつになるでしょう。ここでは、7~10歳の子どもがいるご家庭に向けて、子連れで温泉旅行をする際の注意点を紹介します。家族旅行を良い思い出にするための知識として、ぜひ参考にしてみてください。

費用を抑えつつ快適な旅行を楽しもう!

家族旅行を快適にするためのポイントとして、まず挙げられるのは、利便性の良い交通機関を選ぶということでしょう。家族旅行に行く際は、子どもが移動時間にはしゃいでしまい、旅行先に着くまでに体力を消耗してしまうことがあります。また、そんな子どもの面倒を見なければいけないため、移動時間だけで親も疲れてしまうかもしれません。そのため、なるべく移動に時間がかからない、利便性の良い交通機関を選ぶことが大切なのです。
また、家族旅行をする際には、費用の問題もネックとなることがあるでしょう。現地で使えるお金を増やすためにも、移動コストはできれば抑えたいものです。

このようなことから、子連れでの旅行を最大限に楽しむためには、利便性が良くて、旅費を抑えられる交通機関を使用することがポイントになると言えるでしょう。

家族旅行で費用を抑えるコツ

以下で、家族旅行で費用を抑えるためのコツをご紹介します。

宿泊先の予約は割引サービスを使おう

泊りがけで旅行に行く場合は、事前に宿泊先の予約をすることが必要になるでしょう。このとき宿泊費用は、旅行会社や宿泊施設で行っている割引サービスを活用すれば、節約することができます。
具体的には、「宿泊日の○日前に予約すれば△%割引」といった早期割引のサービスや、「●歳以下のお子様は▲%割引」というように、子どもは通常料金よりも安く利用できるサービスなどを利用すると良いでしょう。

移動は新幹線か飛行機を利用しよう

家族旅行に行く際は、移動時間が短い交通機関を選ぶことをおすすめします。せっかく家族旅行に行くのなら、移動時間をなるべく短くして、旅先での時間を多くとるようにしたいですよね。また、子連れでの旅行の場合、荷物が多くなってしまうことも考えられるため、乗り換えが少ない交通機関の方が快適に感じられるでしょう。
以上のことを踏まえて、家族旅行の際は移動時間が短くて、乗り換えが少ない新幹線や飛行機を利用することをおすすめします。特に、飛行機は空港から旅先への移動もシャトルバスなどを活用すれば、電車のように何回も乗り換えをする必要がないため、旅行先まで不要な体力を使わずに済むでしょう。

子連れの温泉旅行で必要な持ち物


子どもと一緒の温泉旅行で最低限用意したい持ち物は、以下の6つです。子どもの年齢によって多少内容が異なりますので、自分の子どもに何が必要になるのかを考えてみましょう。

バスタオル

温泉旅行に行く際、バスタオルは必須アイテムだと言えるでしょう。また、温泉からあがったときに身体を拭く用以外にも、複数枚バスタオルを用意しておくと、旅先や移動時などで寒かったときに、防寒着や毛布の代わりとして活用できます。さらに、タオルの端にボタンが付いていて、衣服のように使える「タオルラップ」があると、より手軽に体温調整ができるので便利でしょう。

子ども用のボディソープ、シャンプー類、歯ブラシ

温泉施設にはボディソープやシャンプー類が備品として用意があることがほとんどですが、子どもが敏感肌の場合は、普段使っているシャンプーやボディソープを持って行くと安心です。旅行用ボトルに詰め替えをして持ち歩けば、大きな荷物にもならないでしょう。また、子ども用の小さいサイズの歯ブラシは、温泉施設には置いてない可能性があるので、自宅から持っていくことをおすすめします。

おやつ

旅行中は待ち時間が長くなることも多いので、小腹が空いてぐずったときのために、おやつを持って行くことをおすすめします。ただし、おやつだけでお腹がいっぱいになってしまい、旅先の食事ができなくなってしまうといったことがないよう、食べ過ぎには注意しておきましょう。

タブレット端末やゲーム機

子供のお気に入りのゲームは、とっておきの時間つぶしアイテム。長い移動時間中に子どもがぐずらないように、タブレット端末やゲーム機を持って行くと良いでしょう。レストランやレジャー施設での時間つぶしにも活躍します。

大きめリュック

上記でご紹介したアイテムをはじめ、子どもとの旅行の際はさまざまなものを予備として持っていくことになると思います。大きめリュックを用意して、子どものためのアイテムを入れておきましょう。このとき、自分たちのバッグと別に用意することで、必要なものをすぐに取り出せるようにしておくと安心です。

子どもと温泉に入るマナー

子どもと一緒に入浴するときには、周りに迷惑がかからないように気を配ることが必要です。自分たちもほかのお客さんも、お互いに気持ち良く入浴できるように心掛けてください。以下で、子どもと温泉に入るときのマナーについてご紹介していきます。

水分をしっかり摂らせる

温泉で子どもの具合が悪くなってしまっては大変です。せっかくの旅行が台無しになってしまいますし、周りの人にも心配をかけてしまうため、入浴前には水分補給をして、のぼせ対策をすることが大切です。

入浴前にトイレに行かせておく

しっかりと水分を摂った後は、必ずトイレに連れて行くようにしましょう。脱衣所や浴室、露天風呂があるなら屋外と、温泉では温度差がある場所を行き来することも多いため、トイレに行きたくなってしまう可能性がとても高いのです。多くの場合、脱衣所のすぐ傍にトイレが設置されているので、そちらを利用すると良いでしょう。そして、基本的なことではありますが、温泉に浸かる前には必ず体を洗って、清潔な状態にしましょう。

はしゃがないように注意をする

お風呂場や脱衣所で子どもがはしゃいだり走り回ったりすると、周りのお客様に迷惑がかかってしまいますし、地面が濡れているためとても滑ってケガをしてしまう恐れがあります。温泉に入る前に、子どもにしっかりと注意をしておきましょう。

水深をチェックしておく

身長が低い子どもの場合は特に、温泉の水深には注意が必要です。温泉でおぼれてしまうといったことを避けるため、背が小さい子どもからは目を離さないようにしてください。子どもにとって、水深が深すぎると判断した場合は、親が一緒に入るようにしましょう。

自分にとっては可愛い子どもでも、周囲の人にとっては騒がしいと思われてしまうこともあるでしょう。子どもを連れて旅行をするときには、ほかのお客様も楽しめるよう、周囲への配慮を忘れないようにしてください。マナーを守って行動することで、思い出に残る温泉旅行にしましょう。